哲学で自分をつくる 19人の哲学者の方法

哲学で自分をつくる 19人の哲学者の方法

哲学で自分をつくる 19人の哲学者の方法


古今の哲学者19人の生き方や考えをまとめた本。白状すると、何とか読めたのはニーチェぐらいまでです。読めたといっても、字面を追えた、ぐらいの意味ですが。

私が考えていることや、悩んでいることは、すでに誰かが考えていたり、悩んだりしているのだろう。この本を読んで、そう思いました。

しかしながら、それを考えたり悩んだりした人が、仮にその考えや悩みの答えを出していたとしても、私自身が答えを得たことにはならない。私もまた、自分で答えを得るしか(あるいは答えが無いのかもしれませんが)ない。あるいは、こういったテキストを読むことで、ちょっとばかりはショートカットできるかもしれません。

買ってあるだけで読んでない「ツァラトゥストラ」を読んでみるか、せめてパラパラッとめくってみようとか、フーコーデリダといったあたりは読んでみたいな、と思いました。