映画「2012」を観た

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世界の終末が大好きです。様々な宗教は世界の終末に触れているし、そういったことをテーマにした物語は多い。誰もが、世界の終末を恐れつつ、たまには「世界が終わらないかな」と思っているにちがいない。

とはいえ、世界の終末、というときには、一般的に、文明世界の終わりを指すことが多い。「MADMAX2」に代表されるような、秩序が崩壊した世界。

満員電車に揺られていると、今すぐ世界の秩序が崩壊しないかな、そうしたらモヒカンにしてバイクで荒野を駆けめぐるのに、と思いたくなるときもあります。事情があって、たとえ文明が崩壊しても、もうモヒカンにはできないんだけど。

そこへいくと、この「2012」は、文明だけでなく、物理的に世界が崩壊していくので、怖かった。絶叫マシーンが嫌いなわたしとしては、地殻レベルで絶叫マシーンとなっていくようすに、ちびりそうになりました。こんな終末はいやだ、と思いました。