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テキサスバーガーというのが食べたくなり、マクドナルドへ。混んでいる。私の前には、小さな子どもを二人つれたお母さんが並んでいます。
子どものうち、お姉ちゃんらしいほうが、退屈したのかお母さんの周りをくるくる回り、わたしを見上げました。その目が輝きます。いやな予感。わたしはわけあって頭を坊主にしているのですが、これが異常に子どもに受けるのです。小学生の遠足の集団にかこまれたこともあるぐらい。
お姉ちゃんは、わたしを指して、「あたまツルツル!」と叫び声を上げました。歓喜の声、といっていいでしょう。どこかへ走っていった弟を連れ戻し、「ほら!ほら!」と指差します。弟もうれしそう。
混んでいる店内で、これは恥ずかしい! というか、お母さんなんとかしてよ!
テキサスバーガーは、けっこううまかったです。