会社の品格

会社の品格 (幻冬舎新書)

会社の品格 (幻冬舎新書)


ある日のこと。
Y部長「こういう良い本がある。是非呼んでくれたまえ、タムラ君」
わたし(敬礼して)「イエス・サー!」

ということで、昨晩寿司屋でびっくりしたあとに読んだ。

会社というのは元来、カネをもうけるために生み出された仕組みであり、もともと不祥事を起こしやすい宿命を背負っている、と著者は説く。だからこそ、会社統制が必要であり、実は会社統制の主役はそこで働く社員だという。

このあたりは、我がイーコスのように、お客さんの会社に、廃棄物に関わるソリューションを提供する会社にとっては、特に肝に銘じなければならない。自らの不祥事を防ぐことはもちろんだが、廃棄物を取り巻く法規制は特に厳しく、ちょっとしたことでお客さん=排出事業者の不祥事になってしまう可能性も無いではないからだ。

会社人であり、社会人でもあるための一冊、と感じた。