マネークリップを使ってみる

「持ち歩くものをできるだけ減らそう運動」を実施中だ。できるだけ、ものを減らしたい。減らして減らして、パンツ一丁ぐらいまで減らすのが理想だが、それだと色々と支障があるので、常識の範囲内で減らしていきたい。

まずは小銭。小銭を持ち歩くことほど忌々しいことがあるだろうか。レジで「376円です」とか言われて、小銭入れを確認し、丁度6円があったときのうれしさ。そんなことでうれしい自分が忌々しい。

そこで、帰宅したらポケットの小銭をプラスチックの箱に入れ、外出するときには紙幣しか持って行かないことにした。箱には小銭がたまっていくので、定期的に銀行に持って行く。銀行の窓口の女性は、露骨にいやそうな顔をするが、些細なことだ。

次に、財布に入っているカード類をシステム手帳に収納した。領収書などもこっちに保存しておく。すると、財布にはもう紙幣しか入っていない。紙幣を直にポケットに突っ込むと、財布ももういらない。

紙幣をポケットに突っ込むのは、なかなかいい。映画「ミッドナイト・ラン」のデ・ニーロのように、紙幣を勘定できる。あくまで自分がそう妄想しているだけで、「まあ、この人、ミッドナイト・ランのデ・ニーロのように、紙幣を勘定してるわ!」と、レジの女性から思われることは、まずないだろうが。

でも、ポケットに直に紙幣を放り込むと、なにか心許ない。そこで、マネークリップを使ってみた。
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ほどよい重量感がいい。紙幣を数えるときのデ・ニーロ度が、少し低くなるのは仕方ないか。