スキンヘッドに適した電気シェーバー探せ!

電気シェーバーはフィリップスを愛用している。こんなやつ。
f:id:ecoss:20090101194952j:image

わたしはヒゲが薄いので、シェーバーにはそれほど高い性能を求めなくてもよいはずだった。しかし、やむにやまれぬ事情から頭を丸めており、これを電気シェーバーで処理しようとすると、高いスペックを要求せざるを得なくなる。

当然ながら、本来、電気シェーバーは頭を剃るようにはできていない。だから、わたしが電気シェーバーに求める性能というのは無い物ねだりであるのかもしれない。しかし! あごから頬のあたりをそり上げ、もみあげに来たとき、いつも思うのだ。電気シェーバーが想定しているヒゲとは、どこまでなのだろうか、と。見方によっては、頭頂部もヒゲの延長でしかないではないか!

……フィリップスは、この三枚刃が肌の凹凸に合わせて動くため、頭を剃るのにもいいだろうということで使っていたが、どうもパワー不足を感じるんだよな。確かに頭蓋の凹凸に三枚刃が追従するんだけど、剃るのにかなり時間がかかるというか。ネットで調べてみると、肌が弱い人に向いていて、深剃りするタイプではないらしい。

そうだったのか! ならば、もっとも深剃りできる電気シェーバーを探さねばなるまい! ということで、初売りセールで湧くヨドバシ梅田の電気シェーバーコーナーへ出撃した。

店員「旦那、どういったやつをお探しで?」
わたし「うむ。いちばん強力なやつを」
店員「でしたらこいつがおすすめで。世界最高速ってやつでして」
わたし「パナソニックのラムダッシュか。というかキミ、パナソニックの販売員だろ? 自社製品を勧められても、はいそうですかとはいえないねえ」
店員「へへっ、旦那にはかないませんや。ようがす。でしたら、あっちに実機がありますんで、試しに剃ってもらいやしょう。他社さんのと剃り比べしてもらってもかまいやせんぜ」

ということで試し剃り。……確かに、フィリップスではここまで深剃りはできないなあ。

わたし「キミ、頭も剃っていいかね?」
店員「へっ? い、いいですよ旦那。どうぞ、剃っちまってくだせえ」

後頭部に、T字カミソリでも剃るのが難しいポイントがあって、そこを剃ってみる。……ほほう。電気シェーバーでここまで剃れたらたいしたもんだ。横に置いてるサンヨーや日立とも比べてみたが、パナソニックのほうが剃りが速いようだ。頭蓋の凹凸への追従も、四枚刃なので、それなりに良い。

わたし「なかなかいいじゃないか。ではこいつをもらおうか。で、キミ、安くなるんだろうね」
店員「勘弁してくだせえ旦那。これで精一杯の新春セール価格なんでさあ」
わたし「じゃあポイント増やしてくれ」
店員「旦那、そいつもどうかご勘弁を」
ということで値切れず。

次回に続く。