映画「ダークナイト」を見た

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通信レンタルで借りました。
前作「バットマン ビギンズ」の続編です。いい映画でした。

正義か悪か。黒か白か。やるかやらないか。裏か表か。スイッチを押すか押さないか。そういった選択が連なりあって、物語が進んでいきます。こういう、常にゼロか1かを求めるのは、キリスト教文化圏の人たちの考え方なのでしょうか。作中、バットマンはかなり悩んでるけど、もっとこう、正義5対悪5ぐらいでもいいと思うんだよね。だいたい、100パー正義なんて無理だから。あ、いちおう正義6対悪4ぐらいにしておこうかな。会社の人も見てるからここ。

それにしても、ジョーカーがすごいですね。途中から、彼が画面に出てくるのが待ち遠しくなっている自分に気付いて、びっくりしました。舌なめずりしながらのしゃべりや、パトカーから首出してるシーンや、看護婦の格好で爆破スイッチ押すシーンは最高でした。クレイジー!!

しかし、このジョーカーに匹敵するクレイジーな演技を見たことがある。そんな気がして、酒を飲みながら思い起こしたところ、それが「ブラックレイン」の松田優作であることに気付きました。ジョーカーの中の人も、松田優作も、映画取った後に亡くなってるところも共通してますね。