東京からは無事に帰ってきました。結局、わたしは1ミリも運転しませんでしたが。

困ったことに、東京滞在中に歯が痛み出し、同窓会中にその話をすると、昔ちょっと好きだった女性に、
「タムラ君って、麻酔効かなさそうだよね」
と言われました。なんだかショックでした。

それにしても、今回の虫歯は痛い。一度歯医者に行ったものの、痛くて仕方ないので、その日にもう一回同じ歯医者に行ったほどです。それでも痛い。

司馬遼太郎が、何かのエッセイで「『司馬さんは戦国時代とか幕末に生まれたかったんじゃないですか』とよく聞かれるが、歯医者がないからそれはイヤ」というようなことを書いていましたが、確かにその通りです。

また、他のエッセイで、ある幕末の志士のことを紹介してて、その人は虫歯が多くて、歯が痛むたびに自分でやっとこで抜いてしまうので、そのうち歯がほとんど無くなってしまったそうです。志士ってすごいな、と思いました。