スキンヘッドに適した電気シェーバー探せ! その二

ということで、ラムダッシュES-LA50を購入した。
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わたしはヒゲが薄いので、鼻の下やあごなどは、数度往復させればOK。頭頂部のほうも、毛根の密度は年々薄くなっているので、問題ない。

やっかいなのは、側頭部と後頭部だ。このあたりは普通に毛根が残っているうえ、複雑な曲面で構成されており、T字カミソリを使ってもうまく仕上げるのには時間がかかる。下手すると、耳の後あたりを切ってしまって流血、ということもたまにある。

このあたりが剃りにくいのは、見えないために、複雑な曲面に適した角度を保持しにくい、というのが主な理由だと思っている。ES-LA50のような構造の電気シェーバーって、面に対して90度の角度を維持しないと、処理効率ががくっと落ちてしまうのだ。フィリップスなら、その形状から、効率のいい角度を維持しやすいのだが、深剃り能力そのものが高くないため、そり上げるのに時間がかかるということになる。

ES-LA50の刃の形状。
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このように4枚刃であるため、他の2または3枚刃のシェーバーと比べ、肌に設置する面積がかなり広い。これだと、肌への密着を意識しやすく、スイートスポットとなる角度も維持しやすいのではないか。

では、後頭部を剃ってみよう。うん、確かに角度を維持しやすい。作動音が、フィリップスと比べて甲高く、モーターが高速回転している印象だ。剃る音も、フィリップスが「ゾリゾリッ」で、ES-LA50は「チリチリッ」。

後頭部の中でも、上のほうになってくると、剃るのに最適な角度を維持しつつシェーバー
を往復させるのがきつくなってくる。これはもう、シェーバーのせいではなく、人間の肩関節の限界だからしかたない。

スキンヘッド用の電気シェーバーとしての評価は、深剃りでき、剃る速度も速く、フィリップスほどでないにせよ、見えない後頭部でも最適な角度を維持しやすいということから、及第点だ。それから、
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この洗浄システム。電気シェーバーはメンテが大変なんだけど、使用後はこの洗浄機に突っ込んでおくだけで洗浄・乾燥・充電をしてくれるので、とても便利。洗浄液のために、1000円/月ほどのランニングコストがかかるんだけどね。まあ、わたしは散髪屋にいかなくていいし、身だしなみの必要経費としては容認できるか、と思っている。