憂鬱でなければ、仕事じゃない

憂鬱でなければ、仕事じゃない

憂鬱でなければ、仕事じゃない


よい本でした。
表紙のお二人が著者ですが、左側の方の文章が熱いです。全身から闘気が発散して、暑苦しいほどだ。この暑苦しさを嫌う人は多いでしょうが、私は好きです。

仕事など苦しくて当たり前だ。身体を張っているのか。こういわれると、恥ずかしい限りです。極端をめざせ。極北へ向かえ。頂上で凍えて死ね。……それができないから、こういう本を手に取っているのかもしれません。頂上を憧憬しつつも、ふもとでゴロゴロして、いつのまにか時間が経っていく。

左の著者の文章に身体性があって、なにかスポーツをしているのかな、と読み進めていたら、昔はボディビルダーを目指すほど筋トレしていて、今でも週六回ジムに通っているとのこと。

ほとんど毎日じゃないか! 身体を鍛える動機は、戦うため。多忙な中でも通うため、四つのジムで会員になっているそうです。確かに、極端です。

私も、最近は筋トレの手を抜きがちなので、そのあたりからがんばっていこうかな。いや、先に仕事がんばらないとな。